私が愛してやまない葉山ボンジュールの山食。
粉の香りと食感、繊細な味、全てが私好み。初めて口にしたときは、こんなに美味しいパンが世の中にあるなんて!と驚いたものです。 そんなボンジュールのパン。先週、食いしん坊の会で鎌倉に行ったにもかかわらず、断念しました。ボンジュールのパンを食べてしまうと、きっと自分でしばらくパン、ましてや山食を焼くことなんてないだろうと思ったからです。 せっかく、涙を呑んで帰ってきたし、オーブンだって、そのために買い換えたんだから(昔、上部の電熱線で山食のトップ部分を焦がした経験あり)、今日は山食を焼きましょう。 外はバゲットのようなハード系、中はボンジュールのパンのようなもっちり系。そんなパンが食べられたらいいのにと、思いつつハードブレッドでもイングリッシュブレッドでもない、すこぶる中途半端なパンが焼きあがりました。・・・ヨヨヨ。失敗か? ところが・・・・・・なんと、なんと! 型から出すと、「天使のささやき」と言われる音がパチパチと聞こえます。おぉ!←ちょっと感動。 香りもいいじゃないの。 一口パクリ・・・ウマイ!ウマイです、これ!今まで作ったパンの中で一番の出来!いや、待てよ。焼きたてだからかもしれない。 ロミさんちのジャム、フォションのすっかり忘れ去られていたミルクジャム、そして毎度おなじみトネリコさんにもらった北海道の発酵バター。役者はばっちりそろってます。あぁ、冷めても美味しい。 h-tomimiさんちやayaさんちみたいなカワイイ型があれば、なおよしなんだけどなぁ・・・。 ・・・ほんとに騙されますから。←ウソ。 レシピ:1斤(200×100×96㎜)分(パンは生きています。生地の延び具合を見ながら時間の調節をしてください) 材料:最強力粉(スーパーマナスル)245㌘、準強力粉(パリジェンヌ)105㌘、インスタントドライイースト7㌘、塩7㌘、グラニュー糖10.5㌘、スキムミルク10.5、バター10㌘、水259㌘ こね上げ温度:27度(ぐらい) ↓ 一次発酵(前半):30分(ぐらい) ↓ パンチ ↓ 一次発酵(後半):40分 (終了後、2分割し丸める) ↓ ベンチタイム:18分(ぐらい) ↓ 形成:ガスを抜き、三折した生地を縦にくるくるっと丸め、型の両端に寄せて入れる ↓ 二次発酵:45分(ぐらい) ↓ ※焼く直前に刷毛で生地に水をぬる。 焼成:210℃で20分(天板ごと予熱をかけます)、190℃で15分(ぐらい) ※1 同じ1斤でも、型によって容量が異なりますので、注意してください。ちなみに、このレシピは、型からはみ出るぐらいの多さです(汗)。 ※2 ハードブレッドは普通、あまり生地を捏ねませんが、これは親の敵かというぐらい捏ねて、たたいています。捏ねても、捏ねても生地がまとまりませんが、あきらめず、根気よく捏ねてくださいね。 by たいたい
by taitaifromseoul
| 2005-05-24 16:14
| 手作りパンの香り
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湘南にて韓国人のヲットと2011年2月に産まれたムスコと3人暮らし。
勝手気ままな湘南生活からへなちょこかーちゃん生活へと大変貌。孤軍奮闘ちぃう。
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