ワタクシ、九州のめちゃめちゃ田舎で生まれ育ちました。
映画館もなけりゃ、電車の駅もない。バスは1時間に1本です(かな?乗ったことないから詳しくは不明)。裏庭でタヌキが悪さを!なんてことは日常茶飯事だし、山のほうに住んでいる友は野生の鹿を見たと実しやかに申しておりました(いや、本当だと思う)。 ね、どんだけ田舎やねん!って言うぐらい田舎でしょう。 ・・・・って、今日の記事は田舎度自慢じゃないんですよ。本題に戻りましょう(汗)。 そんな田舎にもあるんです。街のパン屋さんが。 ![]() 幼い頃は、今以上に甘いものが苦手だった私。いつも食べていたのが、焼きそばパンやたまごサンド、ハンバーグパンと育ち盛りの男の子のようなものばかりだったのは、兄の影響でしょうか。そんな私が唯一、好んで食べていた甘いパンはコーヒーパン。 かぶりつくと、お餅のようにかたまってしまう出来の悪い生地に、明らかに砂糖をケチったコーヒークリームが、これまた、どんだけせこいねん!と言うぐらい薄ぅ~~~~~~~~~~~くサンドされているのです。 今思えば、よく商品として売っていましたNE☆ と、その勇気を褒めたくなるようなパンなのですが、どうしてこれが時々食べたくなるのです。 長くなりましたが、今日がその「時々」だったようで・・・。暑い中、焼いてみました。 ものすごく簡単そうなパンなのに、焼いてみたら全く違うものが出来上がりました。 クリームは後からサンドするんじゃないのかな。パンはもっとつぶれてたな・・・等々。 皆さんの思い出のパンはどんなパンでしょうか。 私がイメージしたコーヒーパンとは全く違うものになりましたが、生地そのものは非常に美味しかったので、今後のために覚書。 (コーヒークリームは私好みなので全然、全く、本当に甘くありません。) レシピ:スクエア(14.7×14.7×5.3)ケーキ型(パンは生きています。生地の延び具合を見ながら時間の調節をしてください) 材料:強力粉(ライラック)160㌘、薄力粉(バイオレット)40㌘、インスタントドライイースト4㌘、塩3㌘、砂糖20㌘、スキムミルク6㌘、インスタントコーヒー3㌘、ショートニング20㌘、水127㌘ (インスタントコーヒー大さじ2、コーヒーリキュール小さじ1、生クリーム80㌘、グラニュー糖4㌘) こね上げ温度:29度(ぐらい) ↓ 一次発酵:50~60分(終了後、5分割し丸める) ↓ ベンチタイム:10分(ぐらい) ↓ 形成: ガスを抜き、楕円形に広げた生地を手前から張らせるように巻いていき、綴じ目を下にして型に並べる。 ↓ 二次発酵:30~40分(ぐらい) ↓ 焼成:190℃で18分 (冷めたら、パンを横半分に切って、コーヒークリームを塗る。) ----コーヒークリーム---- 1 インスタントコーヒーをリキュールで溶かす。 2 ボールに生クリームに砂糖と1を入れ、ボールごと冷蔵庫で冷やした後、混ぜる。 ※ よくよく考えてみたら、うちで作るパンの一番の楽しみは焼きたてが食べられると言うこと。なので、冷めてからコーヒークリームを塗る、このレシピはいかがなもんでしょう・・・。 そういうわけで、生地のみ、オススメです。生地は本当に美味しいですから! ■
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by たいたい
by taitaifromseoul
| 2005-07-27 16:18
| 手作りパンの香り
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湘南にて韓国人のヲットと2011年2月に産まれたムスコと3人暮らし。
勝手気ままな湘南生活からへなちょこかーちゃん生活へと大変貌。孤軍奮闘ちぃう。
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